メニューの話

消え去りかけている歴史。誰も覚えていない「ペッパーチーズダブルビーフ」

michelife
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マクドナルドの期間限定メニューは、毎年決まった時期に販売される定番ものや、復刻商品、一度きりのものなどその種類は様々。

たとえかなり前に販売された単発ものだったとしても、元クルー仲間の何人かに聞いてみると、誰かしらはその商品を覚えています。

そんな期間限定メニューの中に、「ペッパーチーズダブルビーフ」という単発商品がありました。

不思議なことに、このバーガーに限ってはわたしの周りで記憶に残っているという人が誰一人いないのです。

「それ覚えてる!」というリアクションをもらえたことが未だにない、マクドナルドの歴史から消えかけつつある(と勝手に思っている)ペッパーチーズダブルビーフの思い出についてのお話です。

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アルバイトを始めた当初に販売されていたバーガー

このペッパーチーズダブルビーフは、わたしが15歳の頃、アルバイトを始めてすぐの頃に発売された期間限定メニューでした。

全メニューの正式名称すらまだ自信がなかった新人クルー時代。日々の仕事だけでもいっぱいいっぱいな中、「こんな覚えにくくて長い名前の商品出さないで…!!」と、心の中で嘆いていた記憶があります。

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名前による苦手意識とは裏腹においしかった

マクドナルドのクルーは、新しい商品が発売されるときには、商品知識を得るための試食の機会があります。

このバーガーが発売されたときも同様で、1個まるまる試食としていただいたのですが、当時のわたしとしては軽い衝撃を受けるほどおいしかったのです。

使われているものは

  • ビーフパティ2枚
  • チーズ
  • 黒コショウ入りのソース

など。夏に向けた商品だったこともあり、黒コショウでパンチのある、ボリューミーなバーガーでした。

同じ時期に働いていたクルーでさえ、誰も覚えていない

そんな、名前への抵抗&商品のおいしさで、個人的にははっきりと印象に残っているペッパーチーズダブルビーフ。

元クルー仲間との話の中で何度か名前を出したことがあるのですが、なんと今のところ誰も覚えている人がいないのです。

単発商品であるとはいえ、他のバーガーと比べて飛びぬけた存在感の無さ。一体なぜなのでしょうか。 

ネット上でも、残っている情報が少ない

今現在、ネットでこのバーガーの情報を調べても、当時の情報が詳しく書かれたブログなどが表示されるのは最初の数ページ程度。

約15年ほど前の商品なので、当時のインターネットの利用者数を考えるとそもそも情報量が少ないということはもちろんありますが、画像検索をしてみても圧倒的に数が少ないのです。

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商品名の”埋もれやすさ”が原因?

もやもやし始めてから早数年、どうしてこんなに記憶にもネットにも残りにくなってしまったのかを考えてみましたが、おそらく商品名の埋もれやすさがかなり影響しているのではないかと思っています。

「ダブル」「ビーフ」というワードは、他の商品名にもよく使われる、いわば聞きなれている言葉です。

「ビーフ」に至っては、商品説明などの中でも頻出するレベル。商品自体がどれだけおいしくても、これでは名前を強く印象づけるのはそもそも難しかったのかも…という(何様かと思われそうな)結論に至りました。

これを踏まえると、後に発売された「アイダホバーガー」「マイアミバーガー」などは、他の商品と被ることもなく、インパクトばっちりだったなあと今になって感じます。

(可能性がほぼゼロでも)密かに復刻を願い続けています

あまりにも個人的すぎる思い出が詰まった、ペッパーチーズダブルビーフ。

ここ数年で誰かのブログの記事になることすらなかったとは思いますが、いつか奇跡的に復刻して、元クルー仲間に「これのことだよ!!!」と強く主張できる日が来ることを願っています。

この記事をご覧になっている方の中に、このバーガーを覚えているという方がいたら、本当に奇跡に近いご縁だと思います。コメントなどで教えていただけたら感激するのでぜひご連絡ください。

サイト移転に伴いコメント欄を閉じさせていただきましたが、この記事にはたくさんのコメントをいただきました!ありがとうございます。

まだまだ復刻を諦めず、期間限定商品の情報をチェックし続けたいと思います!

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語っている人
ミシュ
ミシュ
15歳で始めたマクドナルドのアルバイトにのめり込み、社会人になってからも復帰を夢見続けていた30代
■ 2021.06 副業としてついにクルー復帰
■ マクドナルドでは今まで3店舗で勤務。STAR・SW-Tを経験
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