【グリルオーダー】てりやきパティにはチーズ1枚あればそれだけで美味しい

てりやきバーガーっぽいイラストって意外とないものなんですね。（色合い重視で決定） 

マクドナルドのメニューは、サブウェイほどではないものの、一部の具材やケチャップなどの増減が可能なグリルオーダーという注文ができます。

苦手な野菜を抜いたりするケースが多いグリルオーダー。ですが、味の決め手とも言えるソースを思い切って抜くことで、新しい発見があったりもするのです。

今回は、わたしがかれこれ10年以上「これが一番だ！！」と主張し続けているてりやきパティ×スライスチーズの組み合わせについて語ります。

レギュラー（昼）メニューで唯一の「豚肉」であるてりやきパティ

マクドナルドのパティといえば、ビーフ100％。

ですが、てりやきマックバーガーにサンドされているパティだけは豚肉だということ、知っていましたか？

もはや専用パティのような位置付けのため、「てりやきパティ」（通称：てりパ）と呼ばれています。

※ 朝マックのメニューで使われるパティも豚肉を使用したものですが、これは朝メニュー専用のため、てりやきパティとはまた違うものです

てりパとチーズを出会わせてくれた過去メニュー「メガてりやき」

わたしがてりやきパティ×チーズの神コンビを知るきっかけとなったのが、2007年に期間限定で発売された「メガてりやき」。

当時メガマックがかなりのヒットになったことから、メガシリーズとして出てきた商品です。

ビッグマックやメガマックのように2段仕様で、それぞれの段にてりやきマックバーガーと同じ

• ソース
• レタス
• てりやきパティ（てりやきソース付き）

がサンドされていたのですが、メガてりやきの場合はここにチーズが加わっていたのです。 

なかなかのボリューム＆しっかり味のメガてりやきでしたが、このチーズの絶妙な塩気のおかげで全体がバランスよくまとまっていました。

段階的に抜いてみたメガてりやきの2種類のソース

第一段階：レモンソースを抜いてみた

休憩中に何度か食べていたこのメガてりやき。もちろんはじめはグリルオーダーなしで食べていましたが、同じ店舗のクルーの方に「ソース無しでも結構美味しいよ！」と勧められて試してみることに。

ちなみにここで言う「ソース」とは、マヨネーズのような白いソースのこと。あのソース、実は「スイートレモンソース」なんていうお洒落な名前が付いているのです。

うちの旦那はマヨネーズが苦手なのでよく抜いてもらうのですが、オーダー時に「マヨネーズ抜きで」と伝えると、クルーの方に一瞬ぽかんとされてしまうことがあります。

レジの画面上では「スイートレモンソース」と表示されるため、新米クルーと消費者との間で認識の違いが生まれやすい部分なのかもしれません。

話がそれてしまいましたが。

このレモンソース抜きで食べてみると、元の状態と比べて少しさっぱりとした印象に。バーガー自体のソースが無くてもパティにてりやきソースが付いているので物足りなさを感じることもなく、なかなか美味しくてリピートしてしまいました。

第二段階：てりやきソースも抜いてみた

そんなグリルオーダーにハマっていたある日の休憩時、「メガてりやき食べたいけど、ちょっと重たいような…」なんて矛盾した悩みを抱えた日がありました。

でも「メガてりやきを食べる」ということは諦められず、少しでも軽い感じで食べられる方法はないかと考えたところ、ソースを全部抜いてみようという結論に至ったのです。

つまり、パティについているてりやきソースまでも抜くということ。

そうすると、バーガー内の具材は以下の3つだけになります。

• てりやきパティ（ソースなし）
• レタス
• チーズ

メガてりやきなんて名前なのに、相当シンプルです。

オーダーを受けてくれた後輩クルーに「本当にこれでいいんですか！？」なんて驚かれましたが、食べてみるとこれがまさかの絶品。

ソースがないので塩気がやや強めには感じられましたが、パティとチーズが密着している部分は言葉にできないような旨味だったのです。レタスのおかげでさっぱり感も健在。いい意味で「マクドナルドっぽくない」バーガーだったように思えます。

どハマりしてしまったわたしは仲のいいクルーにこのメガてりやきをプレゼンし続け、自店舗でこのグリルオーダーがちょっとだけ流行になりました。

メガてりやき終了後、てりパとチーズが使われたバーガーがなかなか販売されなかった

メガてりやきはその後数回復刻販売されたので、その度必ずこのグリルオーダーでカスタムして楽しんでいたのですが、最後の復刻以降、てりパ×チーズの組み合わせが採用されたバーガーはなかなか発売されませんでした。 

時々、通常のてりやきマックバーガーでレモンソースとてりやきソースを抜いてみたりもしましたが、チーズ無しではやはり物足りず、寂しさを感じる日々が続きました。

ついにきた！！バーベキューポークバーガー

そんな日々を過ごすこと数年。ついに再会の日がやってきたのです。

そのきっかけはバーベキューポークバーガー（通称バベポ）の発売。

マクドナルドにお礼のお手紙を書きたくなるくらい歓喜でした。

発売を知ってすぐ近所の店舗に向かい（この頃はクルーではなかった）、バーベーキューソース抜きでオーダー。

バーベキューの要素を全カットしてしまうようなこのオーダーにクルーの方は不思議そうな顔をされていましたが、出来上がってきたバーガーは、この数年ずっと再会を願っていた味そのもの。

その後、バベポの販売期間中何度も何度もリピート。食べているうちに、ピクルスも抜いたオーダーがベストと感じ、最終形はソース・ピクルス抜きとなりました。本当に美味しかった。

余談ですが、当時の仕事帰りに会社近くの店舗でご飯を食べて帰ろうとしたとき、その店舗のクルーの方（おそらく休憩中）が同じグリルオーダーをしているのを目撃したことがあるのです。

驚くと同時に「それいいですよね！！！」と声をかけたくなりましたが、心の中に留めておきました。

また次の再会を楽しみに、新メニューをチェックする日々

レギュラーメニューとして発売されたバベポでしたが、思っていたよりも早く販売終了してしまい、現行メニューでこのてりパ×チーズの組み合わせを楽しめるものは再びなくなってしまいました。

今はまた再会を楽しみに、新メニューの情報をチェックしています。

ちょっとおかしなグリルーオーダーから生まれるかもしれない絶品バーガー。皆さんのお勧めもぜひ教えてください。

ずっと温めていたこの話、気が付けば愛ゆえに3000文字も書いていました…

ご覧いただきありがとうございました。 

ミシュ

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15歳で始めたマクドナルドのアルバイトにのめり込み、社会人になってからも復帰を夢見続けていた30代
■ 2021.06 副業としてついにクルー復帰
■ マクドナルドでは今まで3店舗で勤務。STAR・SW-Tを経験