マクドナルドに育てられて30歳になりました

マクドナルド愛の行きつく先

「タイトル」という名の階級制度・ユニフォームの違い


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マクドナルドのクルーには、「タイトル」と呼ばれる、いわば階級のような制度があります。

昇進することを「タイトルアップ」と呼び、時給査定基準になったり、タイトルによっては勤務時に着用する制服が変わったりと、クルーが働くモチベーションの元になっているのです。

 

今後の記事の中でもこのタイトルは頻繁に登場しますので、わたしが勤めていた頃の制度を元に解説します。

※ 基本的な内容は2020年現在もおそらく変わっていませんが、新設された役割もあるようです。こちらについては後述します。

 

 

アルバイトでのタイトルの種類

CREW(クルー)

初めてマクドナルドでアルバイトをするときは、全員がここから始まります。

中でも、最初の数日~ある程度の独り立ちをするまでの新人さんは「トレーニー」と呼ばれることもあります。

※ 働いているアルバイト全員を指す意味で「クルー」が使われる場合もあります 

 

TRAINER(トレーナー)

名前の通り、クルーを指導する立場の人です。トレーナーになるためには条件があります。(当時の基準です)

  • カウンターやドライブスルー、グリルやフライヤーなど、いくつかあるポジションから複数の「エキスパート(ピーク時でも問題なくこなせるか)」チェックに合格する
  • 専用のプログラムを受講し、マネージャーのチェックを受け承認される

プログラムでは、冊子を使って指導に必要な知識を身につけたり、実際のトレーニングのロープレを繰り返したりします。 

 

STAR(スター)

「Store Activities Representative」の頭文字を取って「STAR」。ざっくりいうと、店舗代表のお客様係です。

ピーク時に客席をまわってお客様へ声掛けをしたり、店舗でイベントを行う際には中心となって活動したり。カウンター以外の場所でお客様と接する機会が非常に多くなるタイトルです。

以前は、一般クルーと違うユニフォーム(通称スタユニ)を着て業務を行っていました。このスタユニは、歴代のどのデザインも華やかでかわいいものばかりだったため、スタユニに憧れてSTARを目指すクルーもたくさんいたのです。

STARもトレーナー同様、プログラムの受講とマネージャーの承認が必要です。 

 

SW-MGR(スウィングマネージャー)

アルバイトで経験できる一番上の役職(18歳以上のみ)。時間帯責任者のような役割です。

  • 各時間帯のクルーへポジションの割り当て
  • 売上を予測し、クルーへの指示出し
  • 状況に応じたフォローやトレーニン
  • 在庫管理
  • 衛生チェック

これらのような、店舗運営の要となる業務をいくつも担当します。

ほとんどの店舗には社員MGRが在籍していますが、このSW-MGRは、シフト上では社員とほぼ同等の役割をこなすことになり、ユニフォームも社員と同じものを着用します。アルバイトのうちからマネージメント業務を学ぶことができ、貴重な社会経験となるのです。

SW-MGRはプログラムの受講に加え、会社が行う3日間の研修を受けた上でのマネージャー承認が必要となり、ハードルはぐっと上がります。 

 

各タイトルの見習い期間も存在する 

どの役割も、店舗にとっては重要で欠かせないものであるため、真剣に取り組む姿勢でいないとタイトルアップは到底できません。ただなんとなくアルバイトをしているだけの人では難しいということですね。

各タイトルの勉強を始めてから実際にタイトルアップするまでの期間は、その人の能力や勤務時間数などによっても差が出てきます。逆に言えば、個人に合わせてしっかりとトレーニングしてもらえるということです。

これらの勉強期間は、"各タイトルの新人"という考え方からか、「トレーニー」を意味する「T」が付けられ、「トレーナー-T」「STAR-T」「SW-T」などと呼ばれます。 

 

ここ数年で新設された、おもてなしリーダー「GEL(ジェル)」

数年前、マクドナルドでは「GEL」という役割が新設されました。

GELとは"Guest Experience Leader"の略で、「おもてなしリーダー」という位置付けです。最近では、実際にGELの方がフロアをまわられている店舗も増えてきたような気がしています。 

STARとの違いは一体なんなのか?

「おもてなし」「接客」という面で考えると、先ほどタイトル紹介で出てきた「STAR」と役割がかなり近いのではないかと思います。

 

ただ、決定的な違いとしては、STARは必ずタイトルアップを経てなれるものであったのに対し、GELは「GELとしての求人がある」という点です。 

マクドナルドに入った瞬間から、「おもてなしリーダー」として客席をメインに働くことになります。(実際にはクルーからGELに移るパターンもあるのかもしれません)

 

募集ページを見ていると、GELはクルーの延長というよりも、CAさんやホテルのフロントのような人材を求めているように見えるので、あえてこれまでと違うかたちを取っているのかもしれません。マクドナルドとしての見解を聞いてみたいところです。

 

GELについては考え出すとかなり長くなってしまう気がするので、また別の記事で頭の中を整理しようと思います。  

 

 【2020.06.11追記】STARとGELについて考えてみました

 

働く上での目標であり通過点でもある「タイトル」制度

長くなりましたが、マクドナルドのアルバイトの中に存在するタイトルと、新たな役割「GEL」についてご紹介しました。

今後更新していく他の記事をご覧いただく際の参考にしていただければ幸いです。